A.C.O.では、プロジェクトが始まるとまずブレインストーミングを行ないます。アイデアという点をプロジェクトとして採用するためには、それらをストーリー=線、ストラテジー=面に持ち込まなくてはなりません。ですから全てのことをACOにとって可視化することは最も重要な行為のひとつなのです。
しかし、ブレストが盛り上がるほどその内容をすぐ可視化し共有する決定的な方法は長い間見つかっていませんでした。
あるときスタッフの一人が特殊なペンキをみつけました。
このペンキは、滑らかで乾いた場所ならどこでも塗れ、乾くとホワイトボードになる、ありそうで無かったペンキなのです。
ボストン生まれのこのペンキは、まだ日本に上陸していなかったため、急きょ日本への営業協力としてACOがコラボイベントと簡易ショールームをつくることになりました。
イベント当日は、日本の大手塗料メーカーやボストンから生みの親である社長も来日し、和やかな雰囲気のイベントを行いました。
IdeaPaint official site (英語のみ)
■IdeaPaintを使ったアイデア実験
イベントの際、実験的なインスタレーションを行ってみました。今回はアライアンスポートの山辺さん、大和さんにProcessingを使ったインスタレーション作品を制作してもらいました。
IdeaPaint × Processing #1: Bounce Ball
Programming:山辺 真幸 Planning:山辺 真幸,大和 比呂志, James Bowskill, 川北 奈津
合同会社アライアンス・ポート
で、結局大きいホワイトボードでなにがかわったのか?
以下、倉島談
実際のところ、コスト面にまだまだ課題があります。また、今後輸入されるかも未定です。(される予定みたいですが)
が、実感としてはすごくブレスト会議の質が上がったと感じています。
誰かが壁にアイデアを書くとそこにまた誰かがつけたしていき、新しいアイデアが生まれます。
言葉で表現できないことを絵で伝える人もいるので感覚的な会話でも話がまとまったりします。
しゃべりながら描く感覚になり、脳と脳で会話できているような感覚になります。
最初は皆大きさに腰が引けて恐る恐るペンを這わせます。でもだんだん慣れてくると図々しく描き出します。延々と続く自由な空間は、子供が襖にイタズラ描きするのに近い開放的な気持ちに、若しくは人前で勇気をもって大胆になったときのような快楽が・・・。
・・・とにかく、脳の中に眠っていた言葉にならない感覚を、解ってもらえ易くなったので、ようやく理想のブレスト環境を手に入れたと感じています。(談)
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